渦打青粒の名手【仲田錦玉】によって仕上げられた「ぐい呑」です。
今回の作品は、一閑人を模した轆轤で成形した素地に外面に下地を施し白金盛で「葡萄」をあしらっております。またその「葡萄」を引き立たせるように渦打青粒を絶妙なバランスで配しております。
内面は丁寧に金彩で桜を描いており、細部まで拘り抜いた正に逸品です。
一閑人(いっかんじん)とは
うつわのフチに唐子が付いている様を言い、中国から伝わり日本では茶道具に用いられたのが始まりです。 閑な人が井戸をのぞいている姿をあらわしていると言われています。手造りの焼き物のため、多少の寸法・絵柄・色彩・重量の違い、及び一時的な品切れはご容赦下さい。
一閑人(いっかんじん)とは うつわのフチに唐子が付いている様を言い、中国から伝わり日本では茶道具に用いられたのが始まりです。 閑な人が井戸をのぞいている姿をあらわしていると言われています。
内面は丁寧に金彩で桜を描いており、細部まで拘り抜いた正に逸品です。
底面、印「錦玉」。
九谷焼作品紹介動画
仲田錦玉先生のぐい呑(桜形・内金彩) 渦打青粒盛金梅鉢文を動画でご紹介しております、ぜひご覧ください。
商品説明
渦打青粒の名手【仲田錦玉】によって仕上げられた「ぐい呑」です。 今回の作品は、一閑人を模した轆轤で成形した素地に外面に下地を施し白金盛で「葡萄」をあしらっております。またその「葡萄」を引き立たせるように渦打青粒を絶妙なバランスで配しております。 内面は丁寧に金彩で桜を描いており、細部まで拘り抜いた正に逸品です。 一閑人(いっかんじん)とは うつわのフチに唐子が付いている様を言い、中国から伝わり日本では茶道具に用いられたのが始まりです。 閑な人が井戸をのぞいている姿をあらわしていると言われています。
商品仕様
製品名: | ぐい呑(内金彩さくら) 白金盛渦打青粒葡萄図(一閑人) [桐箱入] |
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型番: | KG-330 |
メーカー: | 九谷 三代 仲田錦玉 |
製造年: | 2024年 |
外寸法: | 幅65mm × 奥行62mm × 高さ50mm |
区分: | 新品 |
三代 仲田錦玉 陶歴
九谷焼は豊かな彩色、雄大にして繊細な構図など、古くから色絵磁器の最高峰として愛好され、その秀れた技術は、単に郷土の工芸だけでなく、世界の陶芸として多くの人々の評価を受けております。
昭和21年 中田正雄(初代 錦玉)が石川県小松市にて開窯皇太子殿下、妃殿下 金沢ご来訪の折、両殿下使用の茶器を制作
昭和58年 全国植樹祭にて、天皇陛下 御来県の折、ご使用の蓋付茶器「黄地金唐草」制作
昭和60年 中田信之、二代 錦玉を襲名
昭和63年 九谷焼技能展最高賞
平成06年 中国シルクロード取材旅行 伝統工芸士認定
平成07年 伝統九谷焼技術賞 石川県デザイン展県知事賞
平成08年 東京三越本店、横浜高島屋にて制作実演
平成09年 国際色絵陶磁器展入選 日本伝統工芸展入選
平成12年 内閣総理大臣ヨーロッパ歴訪、外務省買上
平成13年 日本工芸会正会員認定
平成20年 アメリカ、ニューヨーク日本クラブにて個展を開催
平成22年 護国寺に大香炉を奉納
平成25年 中田勝彦、三代 錦玉を襲名
伝統九谷焼工芸展 盛金青粒白粒皿「晩刻の塔」入選
平成26年 伝統九谷焼工芸展 盛金青粒白粒皿「向春の塔」入選
平成27年 伝統九谷焼工芸展 「宝相華紋様白粒皿」入選
平成28年 九谷焼伝統工芸士認定
平成29年 石川県伝統産業優秀技術者奨励賞受賞
令和01年 日本伝統工芸士会作品展にて一関市長賞受賞
令和02年 全国伝統的工芸品公募展入選
令和03年 伝統九谷焼工芸展にて技術賞受賞
作家コメント
三代にわたり盛金絵付、青粒白粒画風を継承し、日々精進致しております。
九谷焼作家インタビュー動画
仲田錦玉先生に歴代仲田錦玉、青粒の起源・変遷、九谷焼作家になったきっかけ、今後作品づくりについてじっくりインタビューしましたので、ぜひご覧ください。
九谷極彩YouTubeチャンネルでは、店長の中田利之が九谷焼作家さんのインタビュー、こだわりの逸品紹介などの動画をお届けしております。チャンネル登録、いいね評価など、よろしくお願いします!
九谷焼ご使用上のご注意
花瓶、飾皿、置物その他装飾品
・美観を尊重して、発色性のよい装飾用の絵具を使用しております。食器としてのご使用はお控え下さい。
・収納時、特に金 銀を使った装飾品は柔らかな布で軽く乾拭きし、汚れを取り丁寧に保管して下さい。
食器類
・金 銀を使った製品を電子レンジ、オーブンに使用しないで下さい。表面の汚れや損傷の原因となるほか、スパークを起こします。
・薄手の茶碗、湯呑は表面が熱しやすいので充分に注意してご使用下さい。
・接着物(陶磁器と金属、ガラス)等を接着加工した製品は直火にかけたり、電子レンジ、オーブン、食器乾燥機に使用しないで下さい。
・陶器(土焼)はご使用前に熱湯に浸してあらかじめ素地に水分を含ませてからご使用頂くと茶渋、シミ等がつきにくくなります。
・ご使用後は出来るだけ早目にお洗い下さい。クレンザーやナイロンたわし、食器洗浄器は使用しないで下さい。
擦傷注意
九谷焼製品の高台(ハマ)部分には釉薬が施してございません。この為 床の間、花台、棚、テーブル、漆仕上げなど塗装面の比較的柔らかく、傷つき易い物の上でお使いになる時は必ず毛氈、敷物をご使用下さい。